功里金団


 じっふぃにとって超想い出深いゲームです。

 どうやってもラスボスに勝てず。
 コンティニュしまくって、財布の残金50円。
 最後のコインもほぼ惨敗・・・
 
 ぬわぁぁぁぁ!

 ・・・バグが起こりました(笑)

 ラスボス覇王の偽ハドウケンで後ろに吹飛び・・・
 そのまま画面端の壁にめり込み、主人公が無敵状態(笑)
 
 危機一髪の大逆転。
 奇跡だ!
 これくらいの奇跡は起きて当然!!!

 じっふぃの長い人生で、こんなに都合の良いタイミングでバグが起きたのは始めてです(笑)

 ラスボスの強さよりも。

 ありえないバグで逆転勝利に全身が震えたものです(笑)
 


 そんな功里金団は1988年にタイトーからアーケードゲームとして発売されました。

 どんなゲームかと言えば・・・

 スパルタンX と イーアルカンフー と スト2 を足して3で割ったようなゲーム。

 どんなストーリーかと言えば・・・

 偽北斗の拳敵役達を、偽ドラゴンボールキャラが退治するストーリー。

 近未来。世紀末。文明が崩壊した荒地。
 暴力が支配し、銃器よりも拳法が優れている世界。
 その大地の覇者になろうと略奪を繰り返す悪党集団。
 特殊捜査官とその娘が捕らえられ・・・
 娘が出した手紙が、中国の片田舎に住む拳法家に届く。
 「助けて」
 その拳法家の名前は功里金団(くりきんとん)
 世界を二分するといわれた拳法の伝承者。

 とまあ、こんな感じ(うろ覚え笑)


 しかし、雰囲気が良い割りにゲームバランスはイマイチなんですよ。

 スパルタンX風の、ボス戦まで移動中は、敵が弱すぎ。
 イー・アル・カンフー風の、ボス戦は、敵が強すぎ。

 常にバリアを三段階貼っている状態が基本。
 なので、 ダメージを受ける度にバリアを貼るまで小休止。

 溜め時間の長すぎる必殺技。

 策もなく打ち合うボス戦。

 とまあ、ちゃんとした攻略があったら大ヒットしたと思うのになあ・・・

 参考までにボス戦の攻略を書いておきます。
 このゲームのボスは攻撃パターンが異常に少ないです(笑)


 1面ボス 四鳥鶴風拳・狂牙

 狂牙の体力半分以上。

 飛び道具 → ジャンプ攻撃
 宙返り飛び蹴り → 前ダッシュで着地を後ろから攻撃

 狂牙の体力半分以下

 パンチ連打 → 大ジャンプ攻撃で飛び越えて後ろから攻撃


  2面ボス 梟影拳・雷牙

 雷牙の体力半分以上

 分身飛び道具 → 大ジャンプ攻撃で飛び越えて後ろから攻撃

 雷牙の体力半分以下

 両手攻撃 → 大ジャンプ攻撃で飛び越えて後ろから攻撃(足払い不可)
 注意:雷牙が完全に真っ黒の時は無敵です。
     ベルトの部分(青)に当たり判定があります。
  

 3面ボス 孔雀重拳・烈牙
     
 烈牙の体力半分以上

 ゆっくり歩いてきて攻撃 → 大ジャンプ攻撃で飛び越えて後ろから攻撃 

 烈牙の体力半分以下

 最高4人まで分身攻撃 → 画面端でしゃがみ足払い連打。
                   烈牙が重なったら大ジャンプ攻撃で飛び越えて後ろから足払い

 注意:正面からの立ち攻撃はほぼ当たりません。
    足払いは、ギリギリの間合いでバックジャンプで逃げます・・・・
    が、運が良ければ足払い連打だけでも勝ちます。
    ノーダメージで抜けるのはほぼ無理です(笑)


 4面ボス 鳳凰飛拳・幻牙

 画面端でグーチョキ派。

 要タイミングです。
 画面端にダッシュ。振り向いてグーチョキ派を溜め始めると残像三角飛び蹴りをやってきます。
 喰らうギリギリでグーチョキ派を出せば簡単にヒット。
 慣れれば一番簡単にノーミスでクリアできます。


 ラスボス 覇王

 覇王の体力半分以上

 偽ハドウケン → ジャンプ攻撃(ほぼ必ず相打ち)バックジャンプで離脱
             バックダッシュ、画面端でバリア貼る

 覇王の体力半分以下

 体力がギリギリ半分以下になる前に大ジャンプ攻撃
 ただひたすら攻撃連打。
 消耗戦で勝ち

 いや、これがマジなんですよ。
 覇王はゆっくり歩きながら飛び道具連発。

 どの位置、どのタイミングで飛び込んでも駄目。
 足払いもグーチョキ派も駄目。
 ・・・それ以外の攻撃法がない汗

 策もなく・・・
 総ての攻撃をくらいながら・・・
 ただひたすら殴り続けろ!!!

 ある意味・・・

 漢の戦い方だ!!!


 注意:ラスボス戦が始まる時に体力が満タンでなかったら絶対に勝てません。
    他のクリア者に聞いても同じ答えでした。
    ラスボス戦前に体力が削られていたら・・・

 1 諦める
 2 奇跡を起こす


   をやってください(笑)


 しかしこのゲーム。
 エンディングに一見の価値ありです(笑)

 それにしても覇王が酷すぎ・・・

 ゆっくり歩きながら飛び道具連発・・・
 しかも上空の判定が強い(汗)


 もうちょっとバランスがよければ名作になったと思うんですけどね。