ロボット・モンスター

 最低SF映画の代表作の一つ。
 屑映画好きには超有名なチープ映画です。
 
 まるで幼児の妄想のような話で・・・
 実際、オチは「子供の妄想」

 しかも・・・ストーリーの冒頭で
 「これって幼児の夢オチなんじゃないか?」
 と思わせるシーンがあって・・・
 そのまんま!!!(笑)

 宇宙人はゴリラのぬいぐるみに潜水ヘルメットを被っただけ。
 しかも登場するのは・・・常に一人!!!
 宇宙人の基地は洞窟に「箪笥の上にテレビのアンテナを立てただけ」
 
 ストーリーの冒頭で
 ゴム人形の怪獣が坂道をごろごろ転がり・・・
  ・・・やりました、地球での昆虫以上の生命体は全滅です!
 貴様のデータは間違っている・・・
 なにぃ! 人類の生き残りが8人いるだとぉ!

 チープ以前にわけがわからん!!!

 主人公家族8人が地球で唯一生存できた理由は・・・
 機転で納屋にゴムホースを巻き宇宙人の目を欺いたから(笑)
 しかも、この科学者が作った
 「ありとあらゆる病気にかからない薬」
 のおかげで・・・
 「宇宙人のビーム兵器に免疫ができている!」
 しかし、主人公(幼児)が
 「やぁい薬を飲んでいるから兵器が通用しないんだもんね」
 と宇宙人に自慢したから・・・・
 「じゃあ、違う光線を開発するぞ!」
 「ああ・・・もう無敵じゃない!」

 とても劇場公開された映画とは思えない展開です。

 更にはこの科学者達は・・・
 ありとあらゆる病気無効の薬や・・・
 完全にレーダーを無効化するホースを・・・
 あっと言う間に開発しておきながら・・・

 無線機の周波数を変えるのに一週間徹夜!!!

 「この配線を変えるのは不可能だ・・・・」
 「不可能なんかじゃない、あたしならやれる!」

 しかし、やった事は配線の束をハンダ付けしているだけ。


 映画後半、ついに宇宙人との対決。
 宇宙人と地球人が始めて向かい合う!

 「どうも、これが妻です。」
 「よろしく。」
 「うむ。」
 「これが助手のデビット」
 「私がデビット。出身校はアリゾナにあります。」
 「ほう。」
 「人類を滅ぼすとは許さん!」
 「なんだとー!」

 ネタでもギャグでもなく

 超真面目にやってます!

 じふてりもクリエーターの一人として
 ここまで突っ走ってみたいものですな(笑)